概要THW-01LNGは、Transient Hot-Wire法を用いて流体の熱伝導率を絶対測定するベンチトップ型のデジタル装置です。測定は自動で行われ、較正や基準サンプルを必要とせず迅速な結果を得られます。
測定原理Transient Hot-Wire法では、ステップ電圧印加後の細線の時間的温度上昇を観測して熱伝導率を決定します。電流が線を加熱し、流体中に線状の熱源を作ります。長さの異なる同一仕様の2本の線を用いて端部効果を回避します。電子ブリッジが時間に対する抵抗上昇を記録し、温度上昇に変換、線の熱容量や流体特性の変動、セル外部境界などの小さな補正を行った上で、温度上昇対時間の傾きから熱伝導率を算出します。
THW-01LNGの特長- デジタルで自動化された測定
- 研究室向けベンチトップ設計
- 高精度(公称1%)および再現性0.5%
- 高速取得(0.01〜1 sの範囲でデータ点)
- 較正サンプル不要の絶対法
- Windows 10対応ソフトウェア(AccuMeasurement / AccuAnalysis)
用途・市場- 液体
- ナノ流体
- 気体
- 天然ガス混合物
- 飲料
- 医薬品用流体
- 油類
- EV向け流体
仕様- 技術:Transient Hot-Wire
- 試料量:50 mL
- 試料厚さ範囲:0.5〜20 mm
- 温度:常温または指定温度
- 圧力:常圧または指定圧
- 熱伝導率範囲:0.1〜0.7 W/(m·K)
- 精度:1 %
- 再現性:0.5 %
- OS:Windows 10
- 接続:USB-A〜USB-B
- モデル構成とオプション:A)25 µm径の酸化Ta線2本を備えた大気圧センサー;最大50 °Cまでの液体測定用ガラス容器、または最大200 °Cまでの金属容器(耐圧容器ではない、チラー/循環器は含まず)。B)出力制御とデータ処理用のARM CPUを搭載した自動電子ブリッジ。C)AccuMeasurement(測定)およびAccuAnalysis(解析)ソフトを含む実験制御用ノートPC。