概要RA-915MとRP-92アタッチメントのセットは、液体試料および消化した固体試料中の水銀濃度を超低濃度のサブpptまで測定するために設計されています。本セットは酸消化およびイオン性水銀の化学的還元による原子状Hg(0)化を伴う従来のコールドベイパー(CV)法を実装しています。RA-915Mはマルチパスまたはシングルパスセルを用いて広い測定レンジを提供し、単独で屋内外のリアルタイム大気測定にも使用できます。機能拡張用の他のアタッチメントも利用可能です。
動作原理コールドベイパー法に続き、254 nmでの原子吸光光度法をZeeman補正で適用します。この組合せにより、マトリックス影響のない高選択性かつ高感度の測定が可能です。
特徴と利点- 水、溶液、および消化後の固体・生体試料の選択的分析
- 超低サブpptの検出限界
- 広いダイナミックレンジ
- 安定した校正と再現性のある結果
- 圧縮ガス不要;空気を搬送ガスとして使用
- 金トラップでの前濃縮不要
- 標準的な試料前処理法に対応
- ポータブルなRA-915Mにより実験室およびフィールドでの監視が可能
- 低い運用・保守コスト
用途環境・地球化学研究、労働安全衛生、生命科学、臨床スクリーニングなどに適します。以下のマトリクスで水銀を測定します:
- 飲料水、淡水・海水、廃水および排水
- 大気降水
- 脱水銀化管理のための表面洗浄物
- 集団スクリーニングや臨床診断のための尿および生体試料(毛髪、血液、組織)
- 消化後の固形試料
規格コールドベイパー法は ISO 12846、EPA 245.1、ASTM D3223、AOAC 977.22 などの国内外の規格に準拠しています。
保証セットは1年間のフル保証が付帯します。
サービス顧客サイトでの設置・据付、サポートおよび操作員向けトレーニング、顧客要件に合わせた構成は、認定サービスエンジニアおよびアプリケーションスペシャリストが提供します。
技術仕様- 測定原理:コールドベイパー法と254 nmでの原子吸光光度法(Zeeman背景補正)
- 検出限界:0.1 ppt (ng/L)
- 採取量:1–20 mL
- 分析時間:1–2 分
- 電源:100–240 VAC、50–60 Hz
- 消費電力:35 W(RA-915M);20 W(RP-92)
- 外形寸法:470 × 110 × 220 mm(RA-915M);360 × 225 × 125 mm(RP-92)
- 重量:7 kg(RA-915M);7 kg(RP-92)