概要Proceed V 24は、各種作物の適切な発芽と収量ポテンシャルを高めるため、個々の種子を正確な深さと間隔に配置するよう設計された精密播種機です。24列の条数と標準作業幅6 mを備え、列間は225 mmまたは250 mm、種子ホッパー容量は2,200リットルです。前置ホッパーFH 2200を組み合わせることで条内施肥が可能です。
主な利点- 各種子の深さをミリ単位で制御し、均一な発芽を促進します。
- 正圧エア搬送による種子のシングレーションにより、播種量を大幅に低減しつつ収量を維持または向上させることが可能です。
- 均一で健全な生育:生物量の増加、株当たりの分けつ増加、列の均一化。
- プランターのようなシングレーション精度を穀物や小粒種子作物にもたらします。
製品コンセプトと性能Proceedはプランター式のシングレーションと播種機の汎用性を融合します。非常に小さい種子でも一貫した種子-土壌接触と列内の均一な配列を実現します。圃場試験では生物量や分けつ数の増加、場合によっては播種量を大幅に減らしても収量を維持できる結果が示されています。
シードメーターとシングレーションProceedのシードメーターは正圧を用いて回転ディスク上の種子を制御し、シードチューブへ搬送します。メーター上部の速度独立型シングレータ3基が過剰な種子を除去し、単粒供給を確保します。種子がチューブに達するとエアを止めて正確な配置を行い、その後エアを再開して安定して溝に供給します。
条部の特徴- ➊ プレコンソリデーション:油圧作動のプレコンソリデーションホイールが不整を取り除き、列ごとの締固めと水分アクセスを提供します。
- ➋ 列クリーナー:残さ、塊、石を除去する列クリーナーは、平行リンクで取り付けられ地表に正確に追従します。
- ➌ ストップホイール:種子を溝底に優しく押し付け、種子-土壌接触を最大化し迅速な発芽を促します。
- ➍ クロージング:クロージングホイールが正確に溝を閉じ、発芽に必要な水分を保持します。
制御と機能Proceedは列ごとの制御機能を備え、各列の個別停止や精密調整が可能です。各条部は独立して作動し、傾斜や振動、変動する圃場条件でも播種精度を維持して種子ごとの最適条件を実現します。
実用情報- 本ページの典型構成:24条、列間225/250 mm、作業幅6 m、種子ホッパー2,200リットル。
- 条内肥料散布用に前置ホッパーFH 2200と組み合わせ可能。
比較と試験結果圃場試験(例:冬小麦 150粒/m²)では、播種後10週で従来の播種機と比較して地上部・根部のバイオマス増加、株当たりの分けつ数の大幅な増加が観察され、精密な配置が植生確立と収量構築に寄与することを示しています。
仕様- 型式:Proceed V 24
- 条数:24
- 作業幅:6 m(24条構成の典型値)
- 列間:225 mm または 250 mm
- 種子ホッパー容量:2,200 リットル(肥料用前置ホッパー FH 2200 と併用可能)
- 必要動力:>300 hp(推奨/目安)
- シードメーター:3基の速度独立型シングレータを備えた正圧式シードメーター
- 列ごとの制御および停止機能:あり
- 主な条部機能:プレコンソリデーション、列クリーニング、ストップホイール(種子-土壌接触)、クロージングホイール
- 対象作物:穀物および小粒種子作物の広い範囲で、シングレーションと深さ制御が定着を改善