クロロフィル蛍光計 MONITORING-PAM

光合成の長期モニタリングのための蛍光光度計 クロロフィル蛍光光度計 MONITORING-PAMは、大気中または水中でのクロロフィル蛍光の無人・長期・多地点モニタリング用に設計されています。各測定サイトでは、小型で堅牢なエミッタ・ディテクタ・ユニットが変調されたクロロフィル蛍光を測定し、飽和パルス解析を実行します。 システム構成にもよりますが、1台のモニタリングPAMシステムで最大7サイトの同時測定が可能です。各測定サイトでは、サンプルレベルの光合成活性放射量（PAR）を記録し、PARデータと光化学系IIの光化学収率から相対電子輸送速度を導き出すことができるようになっています。 一般的な特徴 MONITORING-PAM マルチサイト型クロロフィル蛍光光度計 MONITORING-PAMは、複数の発光素子-受光素子ヘッドを並列に動作させます。各ヘッドに取り付けられたクリップにより、決められた距離と角度に試料を配置します。エミッタ・デテクタ・ヘッドは、水中や野外での長期使用を考慮した2種類を用意しています。 各エミッターデテクターヘッドには、青色の電源LEDが搭載されています。このLEDは、機能の正確なタイミングに基づいて、変調された蛍光励起光、光活性化光、および飽和フラッシュを提供します。レンズは、LEDの放射をサンプルに集光し、蛍光を収集します。サンプルレベルでの最大飽和パルス強度は8500μmol m-2 s-1を超えます。