MICRO-PAMシステムは、フィールドで使用するための軽量なクロロフィル蛍光光度計を複数台搭載しています。MICRO-PAMは、数週間から数ヶ月にわたる光合成のマルチサイトモニタリングが可能で、自然環境や制御された条件下での環境変化に対する植物の応答を研究するために設計されています。コンパクトな測定ヘッドにより、MICRO-PAMはMONITORING-PAMで測定されるサンプルよりも小さなサンプルに適しています。
もともとMICRO-PAMは、岩石や生物学的土壌地殻に生育する地衣類の光合成を測定するために開発されました。実際の応用分野としては、草本植物、低木、樹木などがあります。測定ヘッドは、飽和パルス法による光合成量の測定に加え、外部センサーによる光量と温度、内部センサーによる湿度の記録も可能です。
MICRO-PAMの優れた特長
-コンパクトな測定ヘッド
-エネルギー効率に優れた設計
-クロロフィル蛍光に加え、PAR、温度、湿度も測定可能
一般的な特徴 MICRO-PAM
MICRO-PAMシステムの測定ヘッドは、MICRO-HEAD/3Bと表記され、「3」はライトガイドの直径(mm)を、「B」は測定光と光害光の青色を表しています。
MICRO-HEAD/3Bは、最大発光波長465 nm、半値幅22 nmの青色パワーLEDを搭載しています。サンプルレベルでの最大光量は3000μmol m-2 s-1、最大飽和パルス光量は8000μmol m-2 s-1です。
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