WATER-PAM-IIはPHYTO-PAM-IIに次ぐ、植物プランクトン分析に最適な装置です。クロロフィル含有量が非常に少ないサンプルで超高感度な蛍光検出が必要な場合、実験室での培養だけでなく、自然水サンプルにも使用することができます。
WATER-PAM-IIは、さまざまな植物プランクトンサンプルの光合成活性を分析するためのポータブルキュベットシステムです。軽量で感度スペクトルが広く、赤色光・青色光モード(測定光・光害光)の切り替えが容易で、フロースルーキュベットなどのアクセサリーも充実しているため、さまざまな用途で使用することができます。
WATER-PAM-IIでは、植物プランクトンサンプルの光合成活性を消光パラメータを含めて詳細に解析することができます。スタンドアローンでの使用はもちろん、WinControl-3ソフトウェアが動作する外部コンピュータに接続しての使用も可能です。簡単な単体測定のほか、誘導曲線や明度曲線などの解析プロトコルを、使いやすいプログラムルーチンで実行できます。
WATER-PAM-II装置の新機能として、藻類含有量の差分解析があり、3つの藻類グループ(緑藻類、シアノバクテリア、褐藻類)に関して、これらの藻類グループのFスペクトルの違いに基づき、藻類集団の構成を決定するツールを提供します。PHYTO-PAM-II装置により、混合藻類サンプルの光合成活性のデコンボリューション/差分解析が可能です。
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